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昔の日記

昔の日記ブログを見つけた。

大学一年の頃の、まだまだガキンチョの頃の日記。

エゴイスティックで

独りよがりで

他人の芝生ばかり羨んでいた、あの頃。

このままじゃいけないと分かりながらも、心がそれについていけなかった未熟な自分。

こんなに好きなのに。

なのにどうしてその人は、別の女の人を好きでいるのか。

自分が悪いのかな、

魅力がないのかな、

わたしってそんなに無価値な人間なのかな。

人と比べても出来ないことが多くて劣っている、それがいけないのかな。

立ち止まって、ぐるぐる悩んで

自分ほど不幸な人間はいないと自己憐憫に陥っていた日々。

手に負えなかった感情の揺れが、リアルに生々しく感じられて

痛々しさに目をそらす。

「もう好きじゃなくなったの?」

当時の自分が語りかけてきた。

「一生好きでいると誓ったのに、もうどうでもよくなっちゃったの?」

「わたしだけは違うと思ったのに、結局一般人の思想に溶け込んじゃうんだね。」

「あんな素敵な人、金輪際現れないのに。」

「どうせわたしなんか頑張ったって何もできない人間なのに。」

変わるのは嫌だ、ここから動きたくないと駄々をこねているようである。

金輪際現れない、か……。

そして一通り読んでから

ブログを完全に削除した。

あの苦しんだ日々をわたしは決して忘れない。

とても大好きで尊敬出来て、話をするだけでキラキラと毎日が輝いていたことを忘れない。

究極の幸せと不幸のどん底が交差して、くたくたになりながらも掴もう掴もうともがいていたこと、忘れない。

君はあれを黒歴史だ抹消すべき過去だと勘違いして

あの時のことをとりかえしのつかないことをしたと嘆きそこから動こうとしない。

どうせ動いたって傷つくだけだって、そう思っているんだろう。

でも、人生は長い。

君はそう思わないかもしれないけど

君には幸せになる資格があるんだよ。

まだ分からないと思うけれど、君が思っている以上に両親も友達も君のことを思ってくれている。

分かりにくいし口には出さないけど、君に幸せになってほしいと願っている。

幸せはその彼が運んできてくれるものだと思い込んでいるようだけど、それは違う。

自分を幸せに出来るのは自分しかいない。そして「何を幸せか」知ることが出来るのは君しかいない。

君は自分自身の手でそれを探し出し掴み取る力を持っているんだ。

涙を拭いて前を向いて

もう重荷は背負わなくていいし

誰かと比べる必要なんてない。

君だけのゴールをマイペースでいいから一緒に見つけに行こう。

絶対に後悔はさせないから。

未来へ共に歩き出そう。







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