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別にいつも笑顔じゃなくても良いんじゃね?

笑顔至上主義という言葉がある。

辛い時も悲しい時も笑顔でいると幸せがやってくるという思想のことだ。

自己啓発本や歌の歌詞なんかによくあるフレーズだろう。

わたしは「どれだけ辛いことがあっても笑顔でいなくちゃならない」って考えは好きじゃない。




笑顔主義なんてカルト宗教と同じ

昔の知り合いにいつ何時でも笑顔を絶やさない女性がいた。彼女は常にニコニコしてて嫌なことを言われても絶対に言い返さなかった。

皆に好かれてたけど、どうもその笑顔がうさんくさくてわたしはあまり好きになれない、というか嫌いな人だった。

なんとなく心から笑ってないのが伝わって来るんだよね。笑顔でいればあんたらは満足なんだろ?という魂胆が伝わってくるというか。

直接嫌なことはされなかったが、その人のそばにいるだけで窮屈で息苦しい気持ちになった。

どうしてそこまでして笑顔でいることに固執してるのか心底不思議で、一度本人に

なんで何があっても常にニコニコしてんの??

と、ストレートに聞いたことがある。

すると

「昔、両親から姉は容姿が取り柄だけど私は愛嬌が取り柄だと言われたことがある。だからいつも笑顔でいなきゃいけない。」

という答えが返ってきた。

案の定、心に黒いモノが渦巻きながら見せていた不健全な笑顔だったのである。

見ていて不快だったのも頷ける。

笑顔の強要は「都合のいい人間」を育てる

人は何故笑顔を強要するのか。

それはやっぱり自分にとって「都合のいい人」になってほしいからである。

結局のところ他人に笑顔を強制することで「自分が」機嫌をうかがう苦労をしたり怯えたりするのが嫌なのだ。

面倒なことはしたくないのである。

嘘でも良いから笑っててほしいと願うことで自分が不快にならないでいられる保証になるのだ。

波風立てないよう平和に生きられるようなぁなぁ主義のもと笑顔を強要している。

素直な人は魅力的

本来、人間は感情を持っているのが普通で

笑顔、楽しい→善

怒り、悲しい→悪

みたいな定義はおかしい。

感情的に喚き散らすのは良くないが無理して笑顔になる練習をするより、冷静に自分の本当の気持ちを表す訓練をする方が余程大事だと思う。

悲しい時は泣けば良いし怒りたい時は怒れば良い。楽しいときは笑えばいい。それが人間だ!!

楽しんでいるのも悲しくて泣いてるのも落ち込んでるのも怒っているのもその人の自由。放っておけば良い。笑顔を強制する必要なんてこれっぽっちもない。

他人の感情にいちいち干渉することほど無粋なことはないのである。

それとTPOは考えないとただの迷惑な奴になっちゃうが、表情豊かな人の方が好感が持てるし信用も出来るよ。

こういう人は往々にして好き嫌いが分かれるが別に万人に好かれる必要も無いのでそれでいいと思う。何より本人の精神衛生もクリアに保たれる。

気持ちを偽ることが大人なのではなく正しく伝えることが大人なのである。

そして偽りの笑顔は本当に嬉しいときに出る本物の笑顔には決して勝てない。

辛いことがあっても笑顔でいれば良いことがあるんでなく、その時々の自分の感情と真摯に向き合い乗り越えた上で初めて幸せを掴めるのである。







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