「◯◯だけが生きがい」なんて言葉キライだ。

わたしにはたった一度だけ本当に好きになる人が現れました。

本当に大好きで彼女になりたいと思っていたしずっと一緒にいたいと願っていました。

彼は今まで出会ってきた誰とも違っていて自身のアイデンティティをしっかりと持った人でした。

でも気持ちを受け入れてはくれませんでした。わたしは深く深く傷つきました。

今失恋した時のことを思い出しても頭がおかしくなりそうになります。

もう人生終わりだ。

なにもかも終わりだ。

この世に未練はない。

死ぬしかない。

彼だけが生きる希望なのに。

彼以外、何もいらないのに。

彼が手に入らないのならこの先、生きててもなにもいいことがない。

華の大学時代、そんなことばっかり考えてたんですよ。そのとき将来のことを真剣に考えてこなかったから今こんなことになっています。

結局そうやって逃げてただけなんですよね。自分の力で掴み取ろうとしないで誰かに幸せを運んできてもらおうとしてただけなんですよ。

1人にフラれたからって何?それで自分の人生に価値は無くなるの?

たった1人に否定されたからって全てを捨ててしまうほど彼は崇高な人間なのか?

この二十数年間にわたる自分の人生は果たしてそれだけだったのか。

自分の人生を他人に委ねちゃいけない。

「これが無ければ生きていけない」とか

「これだけが人生の目的だ」とか幅を狭めない方がいいです。

生き方には沢山選択肢があるのです。

大好きな人と一緒に人生を歩んでいくだけが全てじゃない。

暖かい家庭を作ることだけが人生じゃない。

仕事で成功することだけが人生じゃない。

自慢できる役職に就いて沢山お金を稼ぐことが人生じゃない。

みんなから羨ましがられるリア充生活を送ることが全てじゃない。

ダメだったなら別の道を試してみよう。人生なんてね、それでいいんです。

わたしは以前は大好きな人といつまでもいつまでも一緒に暮らせればそれでいい、それだけが人生の目標だと思ってたんです。

でも叶わなかった。その夢は途絶えてしまった。決して叶わないものになってしまったのです。

じゃあまた別の夢を探せばいいじゃないですか。

友達を作るでもスポーツを始めるでも

自分に合った仕事を探すでもなんでもいいじゃないですか。

他に夢中になれるものを探しに行けばいい。

今度は誰にも幸せを委ねるんじゃなく、自分で掴み取る努力をする。

「幸せにしてもらう」のではなく「なりたい自分になる」ことを目標に。

何度も何度も抉るような痛みを運んでくる思い出が、せめてあの時の雪辱を晴らしたいとわたしを掻き立てるのでしょう。

あの失恋はわたしの人生の理由となったのです。