草食系男子はやっぱいいね。エッセイ漫画「ひとみしりの私が恋をした」レビュー

エッセイ本の中ではこの作品が好きです。

ひとみしりの私が恋をした/倉田ちよ


作者が実際に男性に片思いした時の実体験エッセイ本。

作者の倉田さんは恋愛の達人ではなく不器用で人見知りな女性。

好きな相手もまた、大人しく人見知りするクールな(無愛想とも言う)方で、さあどうやって仲良くなるか…

この手の恋愛体験記は本人が恋愛経験豊富だったり擦れてたりモテモテだったり上から目線の恋愛指南だったりなんの共感も出来ないことが多いのですが

このエッセイの作者は好きな男性の前ではシャイになってしまう、実に普通の女性なんでとても共感できます。

話の内容は劇的ではないし事件が起こるわけでもないけど

緊張してうまく話せないとか連絡先聞けないとか

恋した時のドキドキとワクワクと相手はどう思ってるのかな、という不安。

そんなゆらゆら揺れ動く気持ちを思い出す

実際に恋した時のことを思い起こされる素敵なエッセイ本です。

わたしもクール系男子に惹かれることが多いからわかります。

こういう男性は大抵草食系で人見知りだから、人見知りの自分が仲良くなるのがむちゃくちゃ難しいんです…。

昔からわたしは明るくてみんなの人気者な男子に全然興味がなく、どちらかと言えば教室の端っこの方で一人で静かに本なんか読んでるミステリアスボーイに惹かれたものでした。

わたしの好みのタイプなんだと思います。

でも、そういう男子って大抵真逆の明るい天真爛漫な女の子に取られちゃってるんですよ。もうセットか!?っちゅーくらいそういうカップルの率が高い。

で、わたしは見た目でクールだの大人っぽいだの勘違いされて全然合わない人間が寄って来る。

そしてどんどん恋愛と縁遠くなっていく。

はあ………(溜息しか出ない

恋愛はわたしの人生において全く縁が無いと言っていいほどないです。

正確にいうと子供の頃はまぁまぁあったのですが、

誰かと付き合うような年齢になってからは何故か全然無くなっちゃったんですよね。

ま、それであらぬ不幸を免れてる部分も大いにあるんだと思いますけど。

いつかこの作者さんみたいに大好きな人と巡り会いたいです。その前に自分の人生を立て直すことから始めないとならないですが。

純粋な気持ちを思い出せる、非常におすすめの本です。